好きの反対は無関心

 KEIEIコンビニのメルマガ(03/06号)で、『好きの反対は無関心』ということが述べられていました。

 私の考えなのですが、よく「好き」の反対は「嫌い」だと思いがちですが、私は「好き」の反対は「無関心」なのだと感じます。...

 この事は私の持論でもありますので、共感するとともに同じ感覚のある人を見つけて嬉しくも思います。折角ですので、私なりの続き論とどうセールスに結びつくのかを解説してみます。

 好きの反対が無関心なら「好き」の同意は「嫌い」です。そして両方の反対は「無関心」となります。基準は関心度や感情振度です。イメージはこんな感じです。

 好きとか嫌いとかの感情は、非常に不安定なものです。あるいは、図のように渦をまいて進行しているのかもしれません。ですから、大好きな人を同じくらい大嫌いにもなるし、少し嫌いな人をちょっとだけ好きになったりもします。また好き傾向にあるときは、どんどん好きになりやすいし、嫌い傾向のときはますます嫌いになったりもします。

 一旦このスパイラルに入ると抜け出せません。エスケープする方法は振幅が少ない時に、無関心にジャンプし「フリーズ」することです。無関心とは、エスケープゾーンで何びとも犯すことができないセーフエリアなのです。

 セールス技術論でも応用することができます。優秀なセールスは、簡単に顧客の「NO」を「YES」にできます。顧客感情の「大嫌い」から「大好き」に「軽蔑」から「尊敬」にさえも容易く変容させるのです。ただし、99%のセールスは、このような逆転ができません。正に『好きの反対は無関心』から始まるのです。

 ところで私は?、セールスが大嫌いでセールス自体を否定する稀有なトップセールス体験者です。トップセールス表彰状は何種類も持っていますが…